ライムベリーのMC MIRIの同級生と名乗るブログが感動すると話題に。「あなたがアイドルを続けていることでわたしがどんなに救われているだろうか」

中学の同級生にアイドルがいた。メジャーな事務所には所属していないいわゆる地下アイドルだった。

(中略)

同級生のアイドルは、当時ロリ系地下アイドル界ではそこそこ有名な存在だったUSA☆USA少女倶楽部に所属しながらライムベリーという外部の「アイドルラップユニット」にも所属している子だった。

(中略)

ライムベリーの曲を、好奇心で聴いた。クラスメイトがみんな陰でバカにしていたからだった。あの子、変なアイドルやってる。地下アイドルってやつだよね。ぶりっ子しててキモい。ふとした拍子に聞こえてくる流言飛語に、それは本当なのだろうかという疑念が浮かんできたからだった。

(中略)

当時の代表曲「SUPERMCZTOKYO」が超かっこよくて、中3のわたしはぶったまげたのを覚えている。そもそも、地下アイドル界ではかなりの上位層に位置するレーベル・T-Palette RecordsからCDを出している時点で、同級生がバカにしていいような存在じゃなかったのだと悟った。

(中略)

ふと深夜番組を見ていて、はっと櫻井さんのことを思い出した。まだアイドル続けてるだろうか、と思った。わたしは19歳の代になっていた。櫻井さんも19歳の代になっているはずだ。ツイッターで検索してみたら、ちょっと最上もが系になっていたけど、相変わらずバリバリMC MIRIのまんまで安心した。

(中略)

いくらその筋で高い評価を受けていても、結局周りから聞こえてくるのは、中学生の櫻井さんに対する誹謗中傷で、わたしは「HEY! BROTHER」をひっそりiPhoneのミュージックに入れておきながらも、それを黙って聞いてげんなりすることの繰り返しだった。ぶりっ子とかキモいとか陰で言ってても結局それは「何者にもなれない」クソな東京田舎の中学生たちのたわごとでしかないのだ。よっぽどTパレからCD出してる櫻井さんのほうが偉いし曲もいいよ――と、言う勇気はわたしに無かった。それがすごく嫌だった。

(中略)

MC MIRIちゃんがこの世にずーっと存在していることに、わたしは救われている。ひとりの地下アイドルソングリスナーとして、また元同級生としての非常に変な立場から。ありがとう櫻井さん。ただのファンとして、ライブに行こう、と思いました。

Twitterの反応。。。

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